メカニカルリレー式、オプションで高速パワーオフ・シャットダウン機能を追加可能
- LVコンセプトに基づく72×47mmサイズのコンパクトサイズモジュールです。
- パワーアンプ回路遮断デバイスはメカニカル・リレーを使用
- スピーカー回路接続遅延機能により電源投入時のポップ音をなくすことができます。
- LVシリーズ以外のパワーアンプへの利用が簡単です。
本製品は、LV-2.0シリーズのアンプだけでなく自作パワーアンプに組み込んで使えるキット式の製品です。
プロテクション回路を備えることにより、パワーアンプ障害時に発生するスピーカーへの直流大電流の流入を直前で遮断して、 大切なスピーカーを守ります。
2チャンネルのパワーアンプ回路とヘッドフォンアンプ回路の両方の遮断回路を搭載していることと、 オプションの専用電源回路及び、パワーオフ・シャットダウン回路を追加することで、 電源オフ時のリレーオフを高速化できることが特長です。(高速パワーオフ・シャットダウン機能)
LV2.0に組み込んで利用することができることはもちろんのこと、 他の自作のパワーアンプへの組み込みも可能なように配慮されています。
ただし、その利用には多少の電気工学の知識が必要となりますのでご自身の力量に応じてご使用下さい。
【プロテクション基板動作概要】
- 電源投入時
アンプの出力DC変動(通称ボツ音)を抑えるために、電源オン直後は5秒ほどのミュート時間が設定されています。
- パワーアンプ故障時
アンプ出力に直流電位が発生した場合に、アンプとスピーカーは遮断されます。プロテクトが働いた場合は、リレーはオフのままになりますので、アンプ回路の破壊を進行させないために、すぐに電源をオフにしてください。
- 電源オフ時
リレーが切れるまでの遅延時間は最少に設計されていますが、それでもアンプオフ時のポップ音が回避できない場合は、アンプ回路の電源コンデンサの容量を大きくするか、CN4のピン間をアンプの電源スイッチがオフになるのと連動してショートするようにしてください。もしくはオプションの高速シャットダウン回路をお使いください。